作物にとってケイ酸とは何か (環境適応能力を高める有用元素)

ケイ酸は、作物が遭遇する様々な環境ストレスに耐性を付与するユニークな養分であることが認識された(著書　高橋英一薯　京都大学農学部教授、農林省農業技術研究所)

                  原石 　　　　　　　　　　　顕微鏡写真　　　　　　　　　ケイ酸3兄弟     

(２０２３/１/１０改定)

ケイ酸は、鉄やアルミニュウムと反応しやすく土壌中の固相では、作物の根の伸長に有害なアルミニュウム害をきわめて難溶性のケイ酸アルミニュウムになり、封じ込めている。(作物の根の伸長阻害が極めて強いアルミニュウム)

特に火山灰土壌では活性アルミニュムを抑える土壌改良効果がある。(Alは根の伸長を阻害)

ケイ酸施肥によって減農薬、減化学肥料が可能になり経費節減と良品多収を目指せる。

土壌中の有機体窒素(可給態窒素)の無機化を促進する。有機体窒素の半分は、たんぱく態窒素ですが粘土や鉄、アルミニュウム、リグニンなどと結合しているため微生物が分解しにくい(利用可能なのは1～5％に過ぎない。)乾燥、アルカリ化によって解放されアンモンニヤ態、硝酸態窒素として吸収されるのにPHの維持が必要です。窒素とケイ酸は、ともに耕地の地力を維持している。

ケイ酸が補給されると植物の栄養生産がよくなるために、根に循環され根の伸長が良くなり特に分岐根が増え収穫物の収量に大きく影響している。(根量が2～4倍にもなる)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ケイ酸散布区　　散布無アルミニュウム害　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

石灰/苦土比・加里/苦土比のバランスが悪いと植物の光合成能力は、かなり落ちます。

植物の根を伸ばすのにケイ酸が一番影響しています、次にリン酸ですデータでは、一般を100としますと、ケイ酸で124、リン酸を足すと132前後の違いが確認されております。

葉の表皮や葉裏に集積病原菌の侵入を阻止しています、又細胞壁にも含まれ外側はケイ酸で内側がカルシュウム他でカードしています。

ケイ酸が集積葉の表と裏

ケイ酸が葉の表皮と裏に集積耐病性写真　　　　　ケイ化細胞とケイ酸の光特性で乱光線になる図

光合成の時光がケイ酸分子に乱反射し光合成効率をきわめて効率よく作用しています。

ケイ酸を吸収した植物は、茎を固く厚くし養分の転流を効率よくしている。

異常干ばつにおいては、根が発達水分を根に貯蔵養分を転流生育の効率を上げている。

畑作土壌では、ケイ酸の補給がない為、毎年微量に減少する一歩をたどり、流亡や消耗するだけで補給が大事になっております、作物体内の蓄積が少ないと病害虫に侵されやすく、土壌環境にケイ酸が少ないと、農薬、肥料の消費量が増えコスト高になり、食する人の健康にも影響が出ている。

##今畑作土壌では、部分粒亡が多くなり平均単収を下げている。(ドローンにて撮影)!##

根の伸長の差は大きい　　　ビートに 褐斑病発生　　　　小麦の初期成育はがっしり

無　　　　　　　ケイ酸有 　ノース100  　　無　　ノース100　　　　堆肥+ノースケイド

植物の呼吸する為の気孔の開閉や、一般や動物、微生物でケイ酸を集積してこれを支持組織や保護組織(骨格や殻)に利用されておりケイ酸が生物の世界あるいは、生物進化の歴史の中で一定の役割をはたしてきました。

                                     湖の藻繁殖体積と魚類

多孔質珪藻土　珪藻、藻が水中のケイ酸を集積し水中で酸素を発生し餌として魚貝類の繁殖に一躍はたしている。(多孔質が養分置換、水分率60％で吸収・放出を繰り返します、養水分維持、酸素補給)

アメリカでは、環境対策として中国では、肥料として使用され、多孔質珪藻土が土壌中においては、オイルの貯蔵タンクの役割をはたしている。土壌中に圧力をかけるとシエールオイルとして回収され資源となっている。

植物が葉緑素を作る様子　　　　　　稚内珪藻土電子顕微鏡写真

植物の栄養吸収の主な種類

サイホン吸収　　　　　　　　　接触吸収　　　　　　　　　　浸透圧吸収

水分に溶けた養分を吸収する、サイホン吸収

根酸により土壌中の養分を溶かし吸収する、接触吸収

葉の水分を蒸散し植物体の濃度高める、浸透圧吸収(薄いほうから濃い方に流れる現象)

1.      珪藻土は、肥料を置換し、肥料の効きやすい土壌を作る。(置換と根張り)

2.      稚内珪藻土で耐病性ができる植物を作る。(ビートに対する耐病性写真参照)

3.      今農業資材の進歩は、目まぐるしくメカニズムが解り酸化還元電位を活用、悪性菌の繁殖を抑える、技術を活用する。(別資料　オーキシンを活性、根量が増える)

4.      病気の予防は、農薬でなくバイオステミア資材が主流になっています。農薬では、良い土壌菌を抹殺し病気が又出やすい環境を作ってしまう。(珪藻土+NSバイオ+やさい専科)

5.      肥料高騰と病気予防対策に稚内珪藻土頁岩を活用良い土壌環境作りに活用して下さい。

　稚内珪藻土頁岩(給放出率3～5倍高い)　　　　　　ノース10010a/50kg  6.7俵の小豆

稚内珪藻土を入れ続けて数年で科学肥料、農薬散布量が減ってきています、是非挑戦を

ケイ酸が補給され生育良好　　　トリプルケイ　10a/50kg

生育旺盛でも倒伏していない　　　　　8トンを超えた　糖度16.7

「ケイ酸は、環境適応力を高める有用元素です」

異常気象を繰り返す今、この気象条件を見方にし「さらなる」飛躍を目指してまいりますので宜しくお願い申し上げます。

ノースケイド                     遅効性

ダブルケイ                         植物性ケイ酸20％、融雪も可能

ノース100                         即効2割、遅効8割

トリプルケイ                     NSバイオで造粒、超即効性　追肥

NSバイオ                          ビール酵母　酸化還元電位を下げオーキシン活性

やさい専科ABセット        乳酸菌3種　酵母1種　光合成細菌

ドローン散布事業　(予約受付中)

肥料販売

早めの予約をお願い致します。

　　　　　　　　楽しく豊かな農業を目指して

　　　　　　　　　株式会社　渡辺ファームサービス

〒070-8046　北海道旭川市忠和6条3丁目1-6

TEL（0166）61-9716　FAX（0166）73-9366　携帯　090-3393-0011（渡辺）

Mail　　　　asahekawa@watanabe-farmservise.com

旭川・帯広・札幌